ER180F フローインジェクション解析システム
- PCがFIA(フローインジェクション )データ解析システムに変身
- 市販の検出器に対応
フローインジェクション解析システムはピークの検出、表示、解析を行います。システムは ER180、またはER181 ハードウェア、Chart ソフトウェア、FIA Chart エクステンション及びEvent Manager Chart エクステンションから構成されるパッケージです。
ER180F は2入力チャンネル、ER181F はシングル入力チャンネル仕様です。.
Plug &Play でプログラミングの必要はありません
1台(ER181F)、または2台(ER180F)の検出器シグナルを収録
入力ゲインは各検出器チャンネルごとに設定
ピークを自動検出し較正
TTL または接点リレーのトリガーで自動サンプリングが可能
USB 対応
Chart のエクステンション解析機能とユーザフレンドリーなインターフェースをご活用下さい。フローインジェクション解析システムはWindows XP以降に対応します。
ER180シリーズのハードウェアは eDAQ 社のどのソフトウェアにも対応しますので、測定目的に応じた使い分けが可能でChart ソフトウェアは汎用性の高い標準的なデータ収録用として、PowerChrom ソフトウェアは クロマトグラフィー データ (GC, HPLC, IC, CE etc) 用、そして Chart ソフトウェアに FIA エクステンションを加えれば フローインジェクションデータの解析 が行えます。
Chart エクステンションに含まれています
FIA Chart エクステンション はFIA ピークの面積と高さを自動的に検出し算出します。検出したピークの調整は簡単で、ユーザが設定するピークレポートで表示します。解析データはコピー&ペーストで別のアプリケーションで読み取り、再解析できます。
Event Manager Chart エクステンション はポンプやオートサンプラーなどの外部装置のオン/オフコントロールをER180Fのデジタル出力を介して実行します。
アナログ信号の入力
FIA測定で使用する検出器にアナログ出力が付いてれば、ER180シリーズのハードウェアに接続できます。.
ピークの登録
ピーク演算では、各ピークを'Calibration'、'Sample' 、または'Excluded' に分類して登録します。キャリブレーションした数値をピークテーブルに入力すれば、測定した平均値と標準偏差を自動的に算出します。サンプル量はキャリブレーション値から演算し、ピークテーブルに表示します。
比較正曲線
較正曲線は直線、原点を通る直線、二次曲線、三次曲線、またはポイント渡り(リニア補間)から選択されたものが適化処理されます。
マニュアルピーク調整
検出したピークの開始点と終了点は手動でも調整できます。ピークの追加や消去も可能です。
引用文献
- Determination of chloride in admixtures and aggregates for cement by a simple flow injection potentiometric system. Jaroon Junsomboon, and Jaroon Jakmunee. Talanta, 76, 365-368, 2008.
- Flow injection determination of free fatty acids in vegetable oils using capacitively coupled contactless conductivity detection. Ahmad Makahleh, and Bahruddin Saad. Analytica Chimica Acta, 694, 90–94, 2011
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