eDAQ Japan

非接触電導度測定の紹介

eDAQ では数々の容量結合型非接触電導度検出器 (C4D) を発売しています:

 

C4D 製品リストを参照ください。

 

非接触電導度測定の基本を 図 1, 2, 及び 3 に示します:

 

図 1. C4D では作用(トランスミッター)電極を使ってサンプル領域を高電圧の高周波数電磁波で励起し、それに対応して減衰する交流波をレシーバ電極で捉えます。

図 2. 受け取るシグナルの大きさはサンプルの電導度に相関します。

 

図 3. 受信した交流波を復調し、DCアナログ電圧シグナルに変換して記録します。

サンプルイオンが検出ゾーンを通過すると、それに対応する総体的な電導度が表れます。この電導度シグナルを連続的にモニターすると、ピーク群が生じ、ピークの面積 (または高さ) はサンプルイオンの濃度に比例します。このシグナルは標準的なクロマトグラムに似た形状を示します。

C4Dの電極はサンプルには直接接触していません。 従って電極はサンプルから電気的に絶縁 (電気泳動の検出には理想的) されており、電極がコンタミする心配もありません。

キャピラリー電気泳動の大部分のサンプルはイオン基を有し、最小限のサンプル調整で機能するC4Dシステムは “普遍的” な検出器として優れた威力を発揮します。この検出器を可視UV吸光度計や蛍光検出器と並列して使用すると一層効果的です。

引用文献 と C4D リソースも参照できます。

 

 

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