PowerChrom はWindows XP、Vista、Windows ７、８、１０のOSに対応し、クロマトグラフィーの収録、ディスプレイ、解析用のソフトウェアです。

• お使いのPCがクロマトグラフのデータワークステーションに
• プログラミングは一切必要のないプラグ＆プレイ
• １台、または２台の検出器からの信号を記録
• 最高24ビットの分解能。個別に選択可能な入力ゲイン、±2mV～±10V
• デジタル信号処理で優れたS/N比を提供
• オートサンプラートリガーはTTL または接点リレー信号(PowerChrom280システム)
• USB 2.0 と1.1 コンプライアンス

PowerChromはPowerChrom システム と一体のクロマトグラムデータ専用の記録解析ソフトウェアですが、 標準の記録システムである e-corder でも使用できます。信号は１台、または２台のクロマトグラフ検出器から 記録可能です。“レコーダ”、“インテグレータ”用の出力が備わったほとんどの検出器が使用に適しています。

ソフトウェアの特徴

• クロマトグラフの記録をアップグレード

  PowerChromは現在ご使用のGCやHPLCをアップグレードする理想的なデータ収録システムです。 従来のペーバーレコーダ、インテグレータ、DOSベースシステムを片付けて、最新のコンピュータによるデータ記録システムを導入してください。

  自動、手動での操作が可能です（使用するクロマトグラフの構成によります）。 自動サンプラーやフラクションコレクターは閉鎖コンタクトやTTL信号でトリガーされます。 実験が複数のランに及ぶ場合、シーケンスドキュメントを通じてコントロールされます。(PowerChrom システム) 。

• GLP

  PowerChrom を使えば、ラボ作業が効率良くなります。
  • すべてのランに日付と時間が記録
  • データの収録と解析に使うメソードを記録
  • 追加コメントを保存でき、サンプル番号からサーチ可能
  • データは30秒ごとにハードディスクに保存され、停電時にも復帰可能
  • すべての情報（技法、キャリブレーション、ピークレポート、生データ）は１つのデータファイル内に保存され、最高で999ランまで記録
  • ファイルはWindowsとMacintosh間で相互転送可能
  • 中間時点のキャリブレーションテーブルがアクセス可能

• エクスポートフレンドリー

  クロマトグラム（グラフと表データなど）、ピークレポート、メソッド、シーケンステーブルをその他のグラフィック系ソフトウェア、ワードプロセッサ、表計算へエキスポートすることが可能です。

• マニュアルピーク編集

  識別の難しいピークで、自動スレッシュホールドを調節するのに時間がかかる場合、手動ピーク編集機能を使用すると、追加、削除、スキム処理、あるいは直接にピークをポイント＆クリックで編集できます。

• 較正レスポンス曲線

  キャリブレーションカーブは線形、２次形式、ポイント対ポイント（非線形補間）応答関数でフィッティングされます。.

• Sequences for Automation

  オートサンプラーやフラクションコレクターを使用する場合、シーケンスドキュメントを使用して連続測定を自動化できます (PowerChrom 180) 。

• デジタルシグナル処理

  PowerChromは信号を過剰サンプリングし、収録したデータ値の平均値を算出するので、S/N 比が向上します。40/秒以下の記録速度で、全サイクルの信号がアベレージングされますので（50または60Hzの電源周波数）、電源ノイズの影響が減少します。この様な理由から、可能な限り高精度なデータが検出器から収集できます。

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